2014年2月2日日曜日

今週のシストレ24運用ストラテジー(2014年2月2日更新)

ストラテジー選択方法では、
”中長期ストラテジーは、毎月第一土曜に更新”
としていましたが、デモトレード時など
当面は勉強も兼ねて、
毎週末土曜にストラテジーの検証を行い、
必要に応じて入れ替えを行っていきます
(基本は現在、運用中のものを優先として)

先週の運用ストラテジーは以下です
(1月27日~1月31日)
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○運用ストラテジー
 中長期
  ・Slalom (USDJPY) 3K
  ・sky_05_MA2_UJ (USDJPY) 1K
 短期
  ・Trend Eater60 (GBPJPY) 1K
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それでは、
さっそく今週のストラテジー選択を行います
(2月3日~2月7日)


1.中長期のストラテジー2本

まずは中長期運用からです
下図はストラテジー選択のためのStepを
計算・表示したものです
(各Stepの詳細はストラテジーの選び方ver1.0を参照)












ここに示したストラテジー17本が、
Step1で選ばれたものです。

なお運用中のSlalomですが、
先週から引き続き金の卵マークが消え、
ランク外になってしまったので、
ここでは最下段に表示しています


次にStep2の仮説検定(オレンジ)では、
×となった濃いグレーのストラテジーが
候補から落選しました

次のStep3の信頼区間下限(水色)では、
×となった薄いグレーのストラテジーが
候補から落選しました

この時点でグレー着色されていない、
6本がウォッチリスト入りとなります

このうち運用中の2本ですが、
ランク10のsky_05_MA2_UJが、
Step3信頼区間の下限が
マイナス1となり候補から除外されています


最後のこの中から2本を選ぶ作業となります

とくに現在は1ヶ月限定のデモということもあり、
あまりにトレード回数が少ないものは
今回は省くことにしています(青三角)

次に最大ポジションが大きいものは、
現時点では十分なリスク管理方法も
確立できておらず、省きます(オレンジ三角)

また推奨証拠金が大きすぎるものも
省きます(緑三角)

以上のプロセスと、
現在、運用中のものを優先することから、
先週から引き続き
緑丸をつけたsky_05_MA2_UJとSlalomとしました
(skyはフィルターで除外されましたが、
 信頼区間下限マイナス1ということで
 もう少し様子見で採用)


2.短期のストラテジー1本

次に短期運用についてです
下図はストラテジー選択のためのStepを
計算・表示したものです












ここに示した5本がStep1で
選ばれてものです

中長期と同様に先週選んでいた
Trandeater60がランク外となったため、
参考として最下段に表示しています

次にStep2のトレード回数が5回以上、
売り買い両方あり、という条件から
3本が残りました

そしてStep3の信頼区間下限(水色)ですが、
これより1本のみ残りました

とくに短期ストラテジーでは
過去1ヶ月のみの成績から評価するため、
今の確率統計を用いたフィルターでは
圧倒的にデータ数が少なく、
今後、短期の選択方法について検討が必要ですが、
まずは手順に従い、TUNGIを選択しました
(ただし推奨証拠金が少し高め)


3.ポジションサイズの決定

選択した3つのストラテジーの、
ポートフォリオを考えます

















まず中長期で選択した2本のストラテジーについて、
1ヶ月当りのリターン(円)、リスク(円/年)=想定DD、推奨証拠金を
1000通貨に対して算出します
(1.選択ストラテジー(長期))

次に2本を組み合わせて合計100%になるように、
それぞれ0~100%、100%~0%でリスク、リターンを計算し、
それをグラフに示したものが図2効率的フロンティアとなります

これは横軸にリスク、縦軸にリターンで
組み合わせによっては同じリスクでも、
期待出来るリータンが異なることがわかります
(図のオレンジ破線より上が優位)

今回は緑丸で示したポジション比率、
Slalomが70%、Sky05が20%となるようにしました
(Slalom:Sky05 = 3.5:1)

最後にデモ資金が10万スタートなので、
(推奨証拠金+リスク)×決定ポジションサイズで資金を計算し、
概ね合計が10万円以下かチェックしました
(3.長期ストラテジー組み合わせ比率)

また今回選択した短期ストラテジーの
推奨証拠金が前述のように少し高いため、
これらを考慮して
中長期の比率を3.5:1から2:1としました

なお先週と比較すると、
同じリスクに対してリターンが少し小さいので、
それは少し気になるところです

なお短期については、
1週間単位での入れ替えもあるため、
まずは1000通貨としました
(4.選択ストラテジー(短期))


これらの詳細な計算方法などは、
参考文献にあるのでそちらを参考にして下さい



4.デモトレードの準備

以上のプロセスを経て、
選択したストラテジーは以下の通りです










黄色丸で示したように
短期として2週間運用してきたTrendEaterは
外しました

またオレンジ丸で示したように
ポジションサイズの再計算で
Slalomを先週の3Kから2Kへと変更しました

なお緑四角で囲ったところが、
週末持ち越したポジションとなっています
(初期デモ資産に対してプラス1.6%程度)で、
ここから明日のトレードが始まります


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2月3日~2月7日分
○運用ストラテジー
 中長期
  ・Slalom (USDJPY) 2K
  ・sky_05_MA2_UJ (USDJPY) 1K
 短期
  ・TUNAGI (GBPCHF) 1K

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○ウォッチリストストラテジー
 中長期
  ・Quick Shift (CHFJPY)
  ・TidalWave(CHFJPY)
  ・ForexCN(EURCHF)
  ・TidalWave(EURUSD)
  ・fxniuniu (EURCAD)
 短期
  ・該当なし

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参考文献)
 本文内でいくつの確率計算を行っていますが、
 これらは全て使える売買システム判別法 (現代の錬金術師シリーズ)
 という書籍の中に詳細な計算方法、エクセルのテンプレートまで
 全て入っています
 (私もそれを参考に計算しています)


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運用中のNYボックスのトレード記録はこちら
運用中のピュアホッパーのトレード記録はこちら
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ストラテジー選択のための確率計算は
使える売買システム判別法 (現代の錬金術師シリーズ)を参考にしています
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